ちゃんとさん記事
3月18日〜22日週案(活動の予定)PDF
R7.3.14 あおば 卒園おめでとう
もうすぐ、御卒園
おとうさん、おかあさんが一生懸命育てた、お子さんの初めての集団生活の場、ようちえんも卒園です。最近の年長組のみなさんは年中少組・ちゅーりっぷ組のおともだちの面倒を見たり、教えてあげたり、すっかり幼稚園ではおにいさん・おねえさんです。その子たちの卒園までの時間が砂時計の砂がサラサラと残り少ない事を教えてくれているかのように目前です。
産まれてから産声を上げ、目が開き、笑い、ハイハイし、立ち上がり、歩き、表現を覚え、言葉を覚え、家庭から幼稚園に通い、家族ではない友達や先生と一緒に遊んだり、笑ったり、泣いたり、ときどきケンカしたり、「ごめんなさい」「いいよ」と言って、すぐ仲直りしたり、お母さんのつくってくれたおべんとうを 嬉しそうに見せてくれたり、出来なかったことが、出来るようになったとき自慢して見せたり、プール遊びでは元気いっぱいはしゃいだり、運動会では、ゴール目指して一生懸命走ったり、踊ったり、おとまり会では、お母さんから離れて友達いっぱいで楽しんだり、時々寂しくなっちゃったり…発表会の劇では役を立派に演じたり、クリスマス会ではサンタクロースと出会って大喜びしたり、いろいろな「おもいで」とともに歩んでくれた35名の子どもたちの卒園です。幼稚園から小学校へと巣立ちます。
いよいよ4月からはピカピカの一年生、希望に向け成長したみんなを送り出すことは、とても喜ばしく、お祝いし、おめでたいことなのですが、なにかしら心に寂しいものが本当のところ感じてきてしまいます。
子ども達の活動の中には大人にも真似が出来ないほどのバイタリティや屈託のない人間関係、真剣な取り組みの姿、優しく豊かな心情の育ちをいくつとなく見る事が出来ます。家庭を離れて、子ども集団の中でこそ育ちあうエネルギーやパワーの素晴らしさ、その感動に打たれ 励まされ、教えられた時がいっぱいあります。本来、子どもは何かをやりたくてムズムズしているものですが、周囲の禁止や抑圧や規制が、その意欲を無くすことが多くあります。かといってなんでもやりたい放題にやらせればよいのとは違います。
「口を出すな!手を出すな!目を離すな!」とよく言います。年長児にもなれば、よく見守っていると、けっこうよく判断し解決していく時があります。しかし、行きづまると危険な時もあります。そんな時にこそ大人の出番です。頑張って何かをやり遂げ、手助けを受けながらでも成し遂げたとき、大人にとっては何でもない事かも知れませんが、子どもにとっての発見や喜びや感動は大きなものです。それは特別な日や特別な場所というわけではなく、日常の生活の中に多くあると思います。どうかその感動や喜びを共にしてあげてください。共感の世界をなるべく多くつくってください。わざとらしくつくった事は子どもの方から愛想をつかされてしまいます。素直に素朴に共感に浸ることは非常に肝心な事です。
子どもたちはドンドン成長していきます。しかし何といっても、まだまだ幼い一面を沢山持っています。「ずいぶん、しっかりしたなぁ」と思う反面「あれっ!」と感じる事が多いはずです。結構大人びた事を言うかと思うと、甘ったれの心もたくさん持っています。弟や妹がお母さんに甘えているのをみれば自分も・・・とうらやましくなるものです。そんな時は「一年生になるのでしょ」とは言わずに、そっと抱えてあげて下さい。それだけで、きっと満足し安心して、いかにもお兄さんらしく、お姉さんらしく、自分で遊んだりもします。
子どもが大きくなるということは自立(自律)して、親からやがて離れていくことです。しかし、まだまだ、親によりかかりたい時期なのです。
だからこそ親の手のかかった物や食べ物、愛情のある言葉、スキンシップが大切です。大きくなってからだと遅すぎますし、嫌がられます。よりかかったり、離れて ひとりで行動したり、またよりかかったりと、繰り返し繰り返して育っていくものです。どうか「まだまだ」と微笑みながら「ずいぶん大きくなったなぁ」という気持ちで、おおらかにお子さんをじっと見守って下さい。このおおらかさが子どもを育てていく親としての大切な態度です。
それとこれからはもっともっとお友達との関係が重要となります。生活していくこと、大きくなっていくことの楽しさや辛さを学んでいきます。くじけそうになったりあきらめたくなったり、そうかと思うと得意になったり、嬉しいことが続いたり、みんな育っていく「生命の力」になっていくのです。生きていくことの素晴らしさ、その意味や意義、みんなで協力する事。ズルはしていけないこと、人はぶたないこと、おかたづけすること、悪いことをしたら謝ること、食事の前には手を洗うこと、挨拶をすること、返事をすること、自分の気持ちを伝える事、少し絵を描き、歌い、遊び、楽しみ、病気にならないように注意すること,交通安全や火の用心や災害に 気をつけること、手をつないで、離れ離れにならないこと、めそめそばかりしていては前に進めないこと・・・いろいろなことを卒園する子どもたち一人一人が、どんな気持ちで日々を送ればいいのか、人間として本当に知っていなくてはならない事を日々の生活の中でこれからも、少しずつでも身に付けていただきたいと思っています。
年月が過ぎ、みんなが大きくなり青葉幼稚園に通っていた時の事が懐かしく思ったときでも笑ったり、喜んだり、面白がったり、頑張ったり、いろいろな子どもたちの声のする暖かい場所で在り続けたいと思います。
明るく!強く!たくましく!成長していただきたいと強く願います。
子どもたちの大好きな「おべんとう」をつくっていただいた、お母さん、ご理解ご協力いただいた、お父さん本当にありがとうございました。
そして幼稚園で一緒に歩み素晴らしい笑顔をくれた子ども達に深く感謝いたしますと共に、いつまでも真っ直ぐにものを見る輝いた目、輝く気持ち、知的好奇心を持ちつづけてもらいたいと強く、強く卒園生にお願い致します。
卒園式を間近にし、みな様方とともに、お子様の成長を喜び、お祝い申し上げ心身一層の成長を期待します。おめでとうございます!
3月10日〜15日週案(活動の予定)PDF
R7.2.21あおば
2月も半ば過ぎ、寒いのですが日増しに春めくこの頃、・・・一週間が始まったと思ったら、もう週末?子ども達の姿を見ていると、もうこんなに大きくなったのと思うほどの春の暖かさに似たものを感じさせるとともに、毎年、この時期は風雪による悪天候で臨時休園やバス運行の判断またインフルエンザ対策に神経を傾けますが、今年は、その心配もあまりなく、いろいろな感謝の気持ちを抱いています。
学習指導要領なにか難しく聞こえる文部科学省告知「学習指導要領」 グローバル化や人工知能・AIなどの技術革新が急速に進み、予測困難なこれからの時代。子供たちには自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断して行動し、よりよい社会や人生を切り拓いていく力が求められます。学校での学びを通じ、子供たちがそのような「生きる力」を育むために、学習指導要領が約10年ぶりに改訂され、2020年度より小学校から順に実施されています。小学校中学年から「外国語教育」を導入、小学校における「プログラミング教育」を必修化するなど社会の変化を見据えた新たな学びへと進化していくそうです。教科の数が増えると学校も小学生も先生も時間の余裕を創るのが大変だなとも思います。この「学習要領」実は幼稚園にもあるんです。「幼稚園教育要領」・・・幼稚園では教科=国語・算数・理科等々教科ではなく、領域という『健康』『人間関係』『環境』『言葉』『表現』の5領域に関連付けて日々の活動や行事等を組み立てていきます。例えば『健康』・・進んで戸外で遊ぶ・自分の健康に関心を持ち、病気の予防などに必要な活動を進んでおこなう(手洗い・うがい等)です。これらの事を幼稚園修了時までに、身に付けさせ小学校にひきつぐというものです。要領は教育基本法〜学校教育法〜同法施行規則を基に作成され人間の基礎づくり、自立心、人格完成、生きる力等細かく書かれています。これっぜんぶはぁ〜と思いながらも、何とか近づける努力をしているところですが、反面、子どもは自然に伸びていき生命力を持っているものだと思っています。教育ということは、そのような子どもの成長発達にとって望ましい環境を整えてやる一方、望ましくない条件を取り除いてやることだと思うのです。例えは悪いのですが、花や木はほっておいても伸びていく力を持っているが日当たりのよく無い所にある場合はもっと日光に当てるようにしてやり、水が足らない時は水をやるようにすれば、さらにもっとよく伸びる、ところがそれぞれの花や木の条件を全然考慮しないで勝手に水をやったり葉や枝を切ったりしたのではわるくすると枯れてしまいます。学習とは別に画一的にいろいろな刺激を与えその個性を失うこともあります。○○ちゃんがしているから、しなきゃいけない。○○くんがしているから何々しなければいけない。という言葉を子どもが聞くと自主性・柔軟性・思考力が失われかねません。『考える力』このキーワード少し覚えてくれたらうれしいです。そして「考える力」を養える環境を多く造る努力をします。
小学生と交流・・・26日 日の出小学校に年長組の子ども達が招待され5年生と交流をしてきます。おにいさん、おねえさんに小学校の案内をしてもらったり、体育館でゲームを楽しんだりと楽しいを過ごす予定です。大きな期待を胸に卒園する年長組のみんなもあと5年経つと小学5年生です。きっと、ちいさな子ども達に優しく接することの出来る小学生になってくれるとおもいます。
今年度交通安全教室終了
17日に千歳市の交通指導員の方々が来園され今年度まとめの交通安全指導をしていただきました。何よりも安全が一番です!
27日に鹿児島県指宿市せいあこども園さんに雪を贈る予定です。
2月10日〜15日週案(活動の予定)
R7.2.7 あおば
朝日が昇る時間が日に日に早くなり、そして日が沈む時間が遅くなり、今は葉のついていない木々の枝先に太陽の光を多く当て芽を膨らませるがごとく春に向かって、勢いづいたように思えます今日この頃、例年とは違い、大きな吹雪やびっくりするぐらいの大雪も今のところなく過ぎていますが、まだまだ寒さ残る中です。昔の人はよく「雪の量は帳尻を合わせるのさ」と言っていたのを思い出し、いつか大雪になるのかな?このまま春になるのかな?たくさん降ったら雪山にしてそり滑りコースをつくるのもいいな、ゆきおくりはどうしようかなと園庭を見ながら思案しているところです。
こ と ば
言葉や言葉使いは時代によって流行り言葉や略語が使われたり有名人が使う言葉や話し方が流行したり、なるほどと思える言葉もあります。数年前の幼稚園教職員研修会の講義の中で講師の先生が「先生たちの中で《やばい》ってことばをつかっているひとはいませんか?」という問いかけのお話がありました。昔はこの言葉は盗人や香具師が使っていた隠語ということだそうで本来はあまりよくない言葉なので子どもに向けて話さないように注意しましょうという事をお話してくれました。そのお話を聞き本屋さんで手にした本の中の一冊に日本の大和言葉を美しく話すという本があり、その本の内容は日本には漢語と外来語そして大和言葉の3種類があり漢語というのは中国語から取り入れられた言葉で、「山地」「河川」など、つまり漢字の読みでいえば、音読みで発音されるのが漢語、訓読みが大和言葉。外来語は中国以外から来た言葉で、多くはカタカナ表記です。例えば「はじめる」は大和言葉で、同じ意味の漢語は「開始」外来語は「スタート」という感じです。そして故郷という漢字は漢語で「こきょう」大和言葉で「ふるさと」という言葉に変わるというものであり、それは先人の方々が心に染みる言葉を残してくれたものだそうです。会話の場で自分の思いを口にするということは、自分の内側にある大事なものをわかってもらうために、言葉という素材を使ってそれを形にし、相手の前に差し出すことだから、いい語り合いは、美しい言葉を見つけることから始まると書いてまして、大和言葉の一つの例として 感動する→胸に迫る 妥協する→折り合う おしゃれ→おめかし 完食→余さずいただく 復習→おさらい というようなものです。日常茶飯事に大和言葉をつかってというと・・・・・なんだか時代が逆戻りしてしまうと思いますが、「チョー!」というよりは「とっても!」「すごく!」という言葉の方が落ち着きます。子どもたちと接していると、きれいなことばづかいをするなぁとかんじるときも・・またどこでおぼえたんだろうということばを耳にするときも・・・・・・・・・これからいろいろな経験を積み重ねる子どもと大人が接するときは堅苦しい言葉を、と言う訳でもありませんが、やはりきれいな言葉を耳に入れることが大切で一度覚えた言葉を使ってはいけません!というよりも悪い言葉は聞かせないことも大切ですね。
トイレ改修工事
一部を除きほぼ改修しました。
ももぐみ側たけぐみ側ともに大人用トイレにベビーチェアを取り付けましたので必要に応じご利用ください。